理学療法士として1番の感動とは
『出来なかった事を克服でき、やりたい事に全力が注げるようになる事』
そしてこの目標達成までのプロセスの時間を共有する事ができる事です!☺️✨
現状の身体の機能100%の状態で怪我したので有れば,120%の状態で復帰する。
身体を良くするだけではなく、自分の身体のことに気づき、
今自分の体には何が必要で、どうすれば理想の自分に近づく事ができるのか。
身体の気づきを得る段階から行動に移すまでを『導く』のが
理学療法士としての役割であると考えています?
多くの感動を共有できた事
今回担当したのは、
小学6年 競技はモトクロス
腰痛の訴えがあり、受診すると『腰椎分離症』と診断。
モトクロスはアップダウンがキツく、着地の衝撃強いことが腰にかかる負担を考慮すると、「もうモトクロスは厳しんじゃないか」と言われる。
僕が言える事は、
身体を評価する中で、腰椎分離症になりやすい要素が沢山ある中で、
腰に多くの負担がかかった事が今回の腰の怪我につながっています。
積み木のように少しずつ少しずつ足りない事を積み重ねて、
乗り越えようよ!一緒に!
と現状の把握から今後の理想までを共有しました。
GROWモデルをヒントに。
まずこの少年の目標は
『もう一度モトクロスをしたい』
ではそれに対するR:現状の把握は
身体機能の評価、動きの質の評価を行い、今回ケガした要因を詳細から全体まで評価して、
良いところ、悪い問題点を気づくことから始まります。
R:資源の部分では
「実現に向けて、誰かの力を借りるとしたら誰?」
僕であったり、メンタル面ではプロライダーのお父さん
「過去に一番うまくいったという経験はどんなものがある?」
モトクロスでの成功体験
「あなたの持ち味は何だと思う?」
あきらめない心
その問題点に対して、O選択肢としては
「何をしたら目標に一歩近づけるだろうか?」
僕からの自主トレの宿題をする。
「君らしい方法に、どんなやり方があるかな?」
ストレッチはお風呂上りにする=習慣化しているから
最後の選択肢にかんしては自分だったらどのように行動するかまでをしっかりと本人に考えさせることが重要です。
ここまで導くことができると、おのずと良くなっていきます‼‼‼
お礼のメッセージ
僕のリハビリを毎週楽しみにしていたようで、僕との時間が無くなってしまうことにさみしさがあるとのこと。
後半4ヵ月くらいは痛みと戦うというよりパフォーマンス向上を目的としたことがメインだったので、リハビリというイメージよりパーソナルトレーニングをしている感じでした!
僕自身も気づきがある大切な時間でした!!!
これからも頑張ってモトクロスに励んで欲しいです!あなたならできる!