JR灘駅南口に新たな憩いの空間『灘の森テラス』
JR灘駅南口を出てすぐの場所に広がる『灘の森テラス』(神戸市灘区)は、2024年春のリニューアルでウッドデッキやベンチを備えた緑豊かなアート空間に生まれ変わっています。
ミュージアムロードの中間地点という好立地を活かし、気軽にアートを楽しめる空間として整備。展示作品は1~5年ごとに入れ替わる予定で、現在9点が設置されています。
注目のアート作品
『Mothership』三松拓真作
三松拓真さんの作品『Mothership』※2027年3月まで設置
1971年に神戸市電廃止で広島へ移籍した582号車をモチーフとした作品。母性を象徴する車両から、路面電車の子どもの姿を表現しています。
『case』武田真佳作
「入れ物」をテーマに、中身がなくても存在し続ける蝉の抜け殻のような形態を造形化した作品です。
『sky bottle-Kobe-』吉田延泰作
吉田延泰さんの作品『sky bottle-Kobe-』※2029年3月まで設置
六甲山系から海へ水が巡る神戸の街を飲料容器で表現し、人と文化の交流を「縁環」として捉えた作品です。
『溢れる』加藤美紗作
神戸ゆかりの若手作家や「神戸六甲ミーツ・アート」出展作品が並び、待ち合わせや小休止に最適な空間となっています。
安全で快適な空間設計
ロータリーには停車帯を設置し、車道幅を調整することで無秩序な駐停車を防止。車両速度の抑制にも効果を発揮しています。
一方通行化による車両の流れの改善と、横断歩道の短縮で歩行者の安全確保を実現しました。
木材を使用したベンチや日除け屋根、季節感あふれる植栽が整備され、夜間はライトアップによる景観演出。段差解消によるバリアフリー化で駅と街の連絡性も向上しています。
施設情報
- 所在地
- JR灘駅南駅前広場~灘の森テラス~(神戸市灘区岩屋北町7)
Googleマップで見る - 開放時間
- 24時間
- 詳細
- 神戸市公式ホームページ
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