阪神住吉駅から南に徒歩7分ほどの場所にある『御旅公園』(神戸市東灘区)。公園・西側の入り口に鳥居があり、神社のようにも見える不思議なスポットです。
元住吉神社の“御旅所(おたびしょ)”にもなっている同園。御旅所とは、お祭りのときに神輿(みこし)が途中で休憩・宿泊される場所を意味します。こちらの鳥居は阪神・淡路大震災で倒壊し再建されたものだそうです。
鳥居をくぐることで神聖な気持ちにもなります。入って左、玉垣の中心に台座が残っていました。大地震で倒壊した旧・鳥居2本もまわりに保存されています。
公園の中心には、すべり台とブランコが一体化した遊具があります。すべり台は「まっすぐ伸びるもの」と「トンネルのもの」2種類楽しめますね。
遊具の正面には、うさぎととりのスプリング遊具があります。砂場スペースも広くていろんな遊び方ができそうですね。
大人専用の「けんすい」もありました(※子どもは使用できないようです)。トレーニング方法が書かれたシールが貼られており、鉄棒で腕を伸ばしてストレッチをしたり、けんすいをしたり、上級者は脚を伸ばしたまま鉄棒にぶら下がって「爪先タッチ」をするのがおすすめとのこと。目標5回!腹筋が鍛えられそうです。
大きなグラウンドもあり、この広さだと放課後に集まってみんなで野球ができますね。スパイクの使用やわんちゃんの散歩は禁止とのこと。
東側には屋根付きのベンチがあり、遊び疲れたらこちらでひと休みも可能。花壇にはパンジーやマーガレットなどが美しく咲いています♪お花がきれいに手入れされている公園は安心感にもつながりますね。
南側には、地域交流に使われているであろう「御旅会館」が佇みます。
西側には、阪神・淡路大震災復興記念として2000年に寄贈された「八重桜」がほころびはじめていました。八重桜の見ごろは4月中旬くらいなのでもうしばらく鑑賞することができそうです。
5月には東灘区のだんじりが練り歩き、公園のまわりには御神灯(ごしんとう)が飾られていました。鳥居があることでなんとなくパワーがもらえそうな地域に根付いた公園です。
詳細情報
- 場所
- 御旅公園
(東灘区住吉南町1-2)
Google マップ - 営業時間
- 24時間