神戸市外国語大学で「ことばの力」探る講演会 全4回開催 – 神戸経済

　全4回の講演会「いま伝えたい、ことばの力－コミュニケーション力を磨く－」が10月12日から、神戸市外国語大学（神戸市西区学園東町）大ホールで開催される。

神戸市外国語大学 外観

　同大学では、市民向けセミナー、ボランティアなどの地域貢献や国際交流活動、小・中学校、高等学校での外国語教育や国際理解教育へのサポートなど、公立大学法人として幅広い活動を展開している。

　2017（平成29）年度には、学生や教員が行うさまざまな活動について、さらなる発展・拡充を図り、広く社会に情報発信するため、「神戸外大魅力発信事業支援制度」を創設。同事業の一環で行う同講演では、各界で活躍する4人が講師を務める。

　講演会では表面的なあいさつやビジネストークでは届かない「ことばのこころ」にスポットを当て、さまざまな視点から「ことばの力」を探る。講演内容は、10月12日＝校正者の大西寿男さんによる「校正のこころ」、同26日＝アナウンサーの山根基世さんによる「言葉の力」、12月7日＝蔦屋書店梅田店店長の北田博充さんによる「これからの本屋」、2024年1月25日＝歴史家・神戸市外国語大学前学長の指昭博さんによる「古い本からのメッセージ」。

　開催時間は各日16時5分～17時35分。参加無料で事前申込不要。12月7日までの講演の様子は後日、同大学公式ユーチューブチャンネルでも公開する。