夏になると、ますますカレーが恋しくなる――そんな思いを抱くのは私だけではないはずです。神戸市須磨区板宿にオープンしたスパイスカレー店『げんすけカレー』を早速訪れました。
ブルーの枠が印象的な扉を開けると、笑顔で手を振る女性が。最初は見覚えがあると思ったのですが、すぐに板宿の日本料理店『山葵』のオーナー夫人だと気づきました。日本料理とカレーという意外な組み合わせに驚きながらも、「カレー愛が高じての開店」とのこと。
『山葵』の姉妹店として2025年6月29日にオープンした当店では、オーナーの宮元さんと、80代ながら元気いっぱいのお母様と義母様が心を込めてカレーを作られています。「母たちの活躍の場を作りたい」という宮元さんの思いが伝わる空間です。
「寝かせ玄米カレー(サラダセット)」1,000円 ※カレー単品は800円(すべて税込)
こだわりの「無添加腸活カレー」は、野菜と神戸牛の牛すじをスパイスとともに無水鍋でじっくり煮込み。国産天然塩や木樽醸造醤油、日本料理店でも使われる麹を活用し、身体に優しい仕上がりに。
小麦粉不使用のサラッとしたテクスチャーの中に、じんわりと広がるスパイスの辛さと野菜の甘みが絶妙です。特に神戸牛すじはとろける柔らかさながら、適度な歯応えも楽しめます。
「寝かせ玄米」は発酵により消化吸収が良く、もちもちとした食感が特徴。よく噛むことで満腹感を得やすく、食後の眠気も少ないと評判です。
サラダセットの「鶏ハムサラダ」には人参ベースのノンオイルドレッシングがたっぷり。酸味の効いたドレッシングが野菜を引き立て、胸肉とは思えない柔らかい鶏ハムも魅力です。
宮元さんは「学生から年配の方まで、皆さんの憩いの場に」と語ります。現在はカレーメニューのみですが、今後のカフェメニュー展開にも期待が持てます。
- 場所
- げんすけカレー
(神戸市須磨区権現町1-4-16)
Google マップ - オープン日
- 2025年6月29日(日)
- 公式アカウント・グルメサイト
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