兵庫県立美術館(神戸市中央区)で3月4日より、特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」を開催します。
同展は、子供から大人まで多くの人々を魅了し続ける恐竜にクローズアップ。恐竜が“発見”された19世紀の奇妙な復元図から、チャールズ・R・ナイトやズデニェク・ブリアンらが躍動する恐竜たちを生き生きと描き出した20世紀の絵画、さらには最先端の研究に基づく今日のパレオアート(古生物美術)まで、恐竜をはじめとする古代生物のイメージの変遷を概観します。
小田隆《篠山層群産動植物の生体・環境復元画》2014年 アクリル・カンヴァス
115x160cm 丹波市立丹波竜化石工房 ©小田隆/丹波市
また、漫画・玩具などサブカルチャーの分野や、一般的な美術、いわゆるファインアートの領域に登場した恐竜のイメージなど、世界各国から集められた作品はその数およそ150点。古代生物に抱いてきたイメージの歴史を網羅する作品が揃いました。人々の想像力を絶えず刺激し続ける「太古の世界の住人たち」を紹介する内容になっています。
立石紘一《アラモのスフィンクス》1966年 油彩・カンヴァス 130.3x162cm 東京都現代美術館
会期中は、倉谷滋氏(理化学研究所生命機能科学研究センター・チームリーダー)、 徳川広和氏(本展企画協力者、古生物造形作家)による記念トークショーが行われるほか、学芸員による解説会、子どもを対象にしたイベントも開催されます。<記者のひとこと>
子どもから大人までたくさんの人々を魅了する「恐竜」。図鑑などを見ていると、昔考えられていた姿と今考えられている姿が結構違うんですよね!科学でいろいろなことが解明される以前のイマジネーション溢れる作品にも注目です!
詳細情報
- 期間
- 2023年3月4日(土)~5月14日(日)
- 場所
- 兵庫県立美術館
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1【HAT 神戸内】)
GoogleMapで探す - 時間
- 10:00~18:00
※入場は閉館の30分前まで - 観覧料
- 一般 2,000円、大学生 1,500円、70歳以上 1,000円、高校生以下 無料
障がいのある方
一般 500円、大学生 350円 - 休館日
- 月曜日