記者資料提供(令和4年11月22日)
神戸市では、下水道資源(下水から回収したリン「こうべ再生リン」)を活用し、持続可能な農業モデルの実現を目指した「こうべSDGs肥料」を作っています。
この度、市民の皆様にも「こうべ再生リン」より製造された「こうべSDGs肥料」を知っていただくためのPRイベントを開催します。
<参考:10月20日 市長定例会見>
1.イベントについて
一般の方向けの「こうべSDGs肥料」の無料配布や、パネルを用いた「こうべ再生リン」の精製方法の説明などを行い、市民の方が「こうべSDGs肥料」を知り、触れていただけるイベントを開催します。
- 日時:令和4年11月26日(土曜) 13時30分から15時30分
- 参加者:久元喜造(神戸市長)、江口ひとみ(スマイル神戸)、学生ボランティア
- 場所:西神中央駅イベントスペース(改札出てすぐ)
- 無料配布:「こうべSDGs肥料」(サンプル200g)と花苗300セット(※無くなり次第終了)、ポケットティッシュ
- その他:「こうべハーベスト」(「こうべ再生リン」を使用した肥料)を利用して栽培したとうもろこしの販売も行います。
2.参考
こうべSDGs肥料
「こうべ再生リン」を配合した資源循環型肥料を12月中旬より一般販売予定。
- 特徴:野菜、花、果樹など全般に使用できる肥料(有機質を50%含む)
- 販売価格:一袋kgで1,000円程度を予定(菜園や花壇であれば約15平方メートル分)
- 販売場所:JA直売所、市内ホームセンターを予定。
※詳細が決まり次第下記HPでお知らせします
こうべ再生リン
神戸市と民間企業が約10年前より下水の汚泥からリンを回収する取り組みを開始。食物に含まれているリンがし尿として排出され下水に流入する。それを特殊な技術により農作物の肥料として使用できる「こうべ再生リン」として精製する。