神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)で11月18日、イベント「王国のメリークリスマス」が始まった。
今年のテーマは白を基調とした「雪の世界」。インサイドパーク「フラワーシャワー」にあるガジュマルの木を装飾し、クリスマスツリーに見立てた「クリスマスフォトスポット」では、淡いオレンジの珍しいポインセチアなどに囲まれた大型のそりに乗って撮影できる。
屋外エリア「アウトサイドパーク」カンガルーファーム横では、クリスマス期間限定で姉妹園「那須どうぶつ王国」から来園したトナカイを展示。12月2日~25日は芝生広場で、4パターンあるクリスマス衣装をまとったトナカイと記念撮影ができる「トナカイとのグリーティングタイム」も設ける。時間は、平日=12時30分~13時30分、土曜・日曜・祝日=11時~12時、14時30分~15時30分。料金は1組300円。各回先着30組限定。
フラワーシャワーにあるカフェ「アルパカフェ」では、トナカイをかたどったシュークリーム(500円)などのクリスマス限定スイーツを販売。園内のショップ「ラブバード」ではクリスマスグッズを販売する。
12月24日・25日は、これまで新型コロナ禍で開催できなかったナイト営業「クリスマスナイト」を3年ぶりに再開。ナイト営業限定で19時から「動物たちのグリーティングタイム」も行う。トナカイをはじめ、アルパカ、ミーアキャット、コンゴウインコ、オオバタン、フクロウ、スカンクなど10種近くの動物と同施設のゆるキャラ「カピィ&バーバラ」が一堂に集まり、一緒に記念撮影ができる。参加無料。
広報担当者の宮本江津子さんは「北極圏などの寒い地域に生息するトナカイは神戸のような場所では年中通しての飼育は難しいため、本物のトナカイに会うチャンスはあまりない。今年のクリスマスは過去最長の期間を設けたので、2022年の締めくくりは、トナカイと共に笑顔あふれる最高のクリスマスを楽しんでほしい」と話す。
開園時間・料金はホームページで確認できる。12月25日まで。