神戸市：市立学校における「学年（チーム）担任制」のモデル実施

記者資料提供（2022年12月16日）
教育委員会事務局学校教育部学校教育課
本市では、令和5年4月より「学年（チーム）担任制」を、市立小学校2校・中学校2校のモデル実施校に導入します。
政令市においては、一部の都市で学校が独自に取り組んでいる例がありますが、教育委員会が主導的に方針を示し取り組むこととなったのは、神戸市が初となります。

1.「学年（チーム）担任制」とは

学級担任を固定せず、学級における児童生徒の指導等の業務を複数の教員がローテーションで担当するなどして行う学級運営の方法。

2.導入の目的

1. 教職員が多面的な視点で児童生徒と関わり、児童生徒の変化に気づく機会を増やす。
2. 多くの教職員との活動や対話を通じて、児童生徒の多様な能力の伸長を図り、健やかな成長につなげる。
3. 教職員が連携・補完することによって、指導力の向上および組織力の強化を図る。

3.「モデル実施」について

1. モデル実施校として小学校2校、中学校2校を教育委員会事務局が指定し、令和5年4月より取組を進めていく。
2. 事務局が学年（チーム）担任制の運営や学校公開等に関する指導・助言・支援を行う。
3. 令和5年度中に学校公開や研究討議等を行い、全市小中学校で取組の成果と課題を共有する。
4. 検証・評価を行い、全市への展開を検討していく。