スマホアプリ「Biome」を活用した、市民参加型生物調査「夏休み生きものクエスト2024~神戸で夏の生きものさがし~」が始まりました。8月31日まで。
豊かな環境である里山の指標となる生きもの、神戸市で確認されている外来種、大量発生が話題となるカメムシ類等の15種類の生物を対象に調査を実施します。
対象の生物は、「里山の指標となる生きもの」カブトムシ、コクワガタ、ヤマトタマムシ、ハグロトンボ、ミンミンゼミ、ミナミメダカ、ニホンアマガエル、ニホントカゲ、「神戸市で確認されている外来種」ツヤハダゴマダラカミキリ、クビアカツヤカミキリ、オオキンケイギク、「神戸市でよくみられるカメムシ」ツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシ、クサギカメムシ、キマダラカメムシ。
「Biome」は 、生きものの写真を撮影すると、独自のAIが種を判定し、生きものに詳しくない方でも気軽に生物を調べることができます。図鑑機能もあり、撮影した生きものの情報をその場で調べることも可能です。
担当者は「2021年に六甲アイランド内での外来生物ツヤハダゴマダラカミキリの被害を確認したが、被害が市内に拡大していないかを調べていく必要があり、市民参加型の生物調査(クエスト)を開始しました。調査結果が蓄積されていくとともに、市民に生物や生物多様性に興味を持っていただくことにもつながれば」とコメントしています。
<記者のひとこと>
見分けがつきにくい生物もいるので、背中側から全身を写すように写真を撮影をするのがポイントです。
詳細情報
- 開催期間
- 2024年6月1日(土)~8月31日(土)
- 参加方法
- ①スマホアプリ「Biome」(無料)をダウンロードしてください。(クエスト対象期間終了後も、「Biome」は引き続き利用できます。)
②「Biome」を開き、神戸市が実施するクエスト「夏休み生きものクエスト2024~神戸で夏の生きものさがし~」をご覧ください。
③対象の生物を見つけたら「Biome」を使って写真を撮り、投稿してください。スマホアプリ「Biome」はこちら