神戸市東灘区の『神戸ファッション美術館』で9月14日より特別展「フィンランドのライフスタイル ー暮らしを豊かにするデザインー」が開催されます。期間は11月10日まで。
ビルゲル・カイピアイネン《ウォール・プレート》1960-70年代 アラビア、スコープ蔵、撮影:八田政玄 画像提供:世界文化社
森と湖の国・フィンランド。独立を宣言した20世紀初頭以降は独自のデザイン様式を築く「デザイン大国」としても知られており、そのユニークで温かみのあるデザインは、世界中の人々を魅了し続けています。
アルヴァ・アアルト《花瓶「サヴォイ」ベース》1937年/オリジナルデザイン1936-37年 カルフラ/イッタラ、スコープ蔵 撮影:八田政玄 画像提供:世界文化社
同展では、アルヴァ・アアルト(1898-1976)や、アイノ・アアルト(1894-1949)、イルマリ・タピオヴァーラ(1914-1999)、カイ・フランク(1911-1989)、オイバ・トイッカ(1931-2019)、石本藤雄(1941-)をはじめ、フィンランドが育んだデザイナーたちによる、家具、陶器、ガラス製品、テキスタイルなどおよそ750点を展覧。
アルヴァ・アアルト《スツール60》オリジナルデザイン1933年 アルテック、スコープ蔵、撮影:八田政玄 画像提供:世界文化社
さらに会期中は、フィンランド・デザイン名作の椅子に座って体感できるコーナーも!約20点が並ぶ予定なのだとか。
石本藤雄《レリーフ「陶の花」》2013年 アラビア、スコープ蔵、撮影:田島昭 画像提供:キュレイターズ
また「民族衣装」といったフィンランドの手仕事やサウナ文化など、優れたデザインを生み出したフィンランドの暮らしも併せて紹介。担当者は「自然と共生するフィンランドの作品の数々。この機会をお見逃しなく!」とコメントしています。
<記者のひとこと>
個人的にフィンランドの雑貨や家具が大好きなので、これはぜひ見に行きたい!小旅行した気持ちになれそうです♪
詳細情報
- 会期
- 2024年9月14日(土)~11月10日(日)
- 場所
- 神戸ファッション美術館
(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
Google マップ - 時間
- 10:00~18:00(入館は17:30まで)
- 休館日
- 月曜日(ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館、9月17日、9月24日、10月15日、11月5日は休館)
- 入館料
- 一般 1,000円
大学生 500円
高校生以下 無料
神戸市内在住の65歳以上 無料